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TH63 脳卒中片麻痺者に対する装具療法 ~長/短下肢装具の適応から運動療法まで~
全Part公開中!★最新知見を基に、臨床における装具の具体的な扱い方を解説
★リハビリの効果を高めるために知っておきたいことがここに
脳卒中リハビリテーションにおいて、下肢装具療法は各種ガイドラインで推奨されています。
近年では装具も進化し、目的も変わってきました。
10~15年前の目的は「固定」「矯正」でしたが、現在は、
・低下した機能の「補助」および「代償」
・適切なアライメントでの運動の獲得
・異常歩行の防止
を可能にするツールとして見直されています。
脳卒中片麻痺者の歩行の特徴として、
・歩行速度が低下している
・下腿三頭筋の筋出力、TLAが低下しやすい
・立脚初期での前脛骨筋・大殿筋の筋出力が小さい
といったことが研究から明らかになり、装具はこれらを矯正するだけではなく、
補助・代償すること、また適切なアライメントでの運動を可能にします。
本講義では上記の研究結果を踏まえ、
・長下肢装具が適応となる歩容や時期
・短下肢装具の足継手の角度の決定因子
・装具療法と運動療法をどう融合するべきか
といった内容について本島先生に解説していただきました。
皆様の臨床に少しでもお役にたてば幸いです。
■講師:本島 直之
(昭和大学保健医療学部リハビリテーション学科理学療法専攻/昭和大学藤が丘リハビリテーション病院リハビリテーションセンター)
脳卒中片麻痺者の装具療法/バイオメカニクスから考える装具の役割
16分10秒
長下肢および短下肢装具の適応および設定①
20分55秒
長下肢および短下肢装具の適応および設定②
25分15秒
長下肢装具を用いた運動療法
22分26秒