ME231 MSIアプローチ―Upper quarter―~肩甲骨・上腕骨・頸椎の運動機能障害に対する評価と治療~
MSIアプローチは、筋骨格系疼痛の評価・治療法としてワシントン大学のシャーリー・サーマン教授らが開発した運動療法です。
姿勢・運動パターンの観察と筋インバランスの検査を中心とした評価プロセスによって、患者特有の運動系機能障害を見いだし、症候群として分類します。そして個々の症候群に対して、エクササイズと日常活動の指導・修正を中心に治療していく方法です。
本作では、MSIアプローチの基本となる考え方と、肩甲骨・上腕骨・頸椎の運動機能障害に対する系統的運動検査(姿勢・アライメントの観察、運動検査、筋パフォーマンス検査など)を一つひとつ実技で解説します。これらの評価項目はすべて治療に直結する重要なものです。さらに、代表的な運動系症候群を例にとり、マネジメントの実際をご紹介します。
系統的運動検査をベースにした評価プロセスで、特定方向の動きやすさ(DSM)や運動系の機能障害を捉えられれば、様々な運動系症候群に対しアプローチが可能で、ADLから職業・スポーツ活動まで幅広く応用できます。是非この映像をご覧いただき、MSIアプローチを日々の臨床にご活用ください。
■実技・解説:鈴木 勝(千葉メディカルセンター リハビリテーション科 科長/理学療法士)

MSIアプローチの概念
はじめに/運動系(movement system)という運動の捉え方
07分50秒

MSIアプローチの概念
Physical stress theoryと組織適応①
08分06秒

MSIアプローチの概念
Physical stress theoryと組織適応②
15分29秒

MSIアプローチの概念
評価の流れ①
13分15秒

MSIアプローチの概念
評価の流れ②
12分50秒

MSIアプローチの概念
マネジメント“いかにDSMを制御するか”/まとめ
04分52秒

評価<肩甲骨・上腕骨編>(1)
はじめに/問診
02分40秒

評価<肩甲骨・上腕骨編>(1)
立位検査①
18分30秒

評価<肩甲骨・上腕骨編>(1)
立位検査②
12分34秒

評価<肩甲骨・上腕骨編>(1)
立位検査③
19分49秒

評価<肩甲骨・上腕骨編>(1)
座位検査
07分35秒

評価<肩甲骨・上腕骨編>(2)とマネジメント
背臥位検査
19分00秒

評価<肩甲骨・上腕骨編>(2)とマネジメント
腹臥位検査
11分01秒

評価<肩甲骨・上腕骨編>(2)とマネジメント
四つ這い検査
07分48秒

評価<肩甲骨・上腕骨編>(2)とマネジメント
マネジメントの組み立て①
19分10秒

評価<肩甲骨・上腕骨編>(2)とマネジメント
マネジメントの組み立て②
11分16秒

評価<頸椎編>とマネジメント
頸椎の骨運動と作用する筋群/評価の流れ
06分44秒

評価<頸椎編>とマネジメント
座位検査①
18分48秒

評価<頸椎編>とマネジメント
座位検査②
13分47秒

評価<頸椎編>とマネジメント
背臥位検査/腹臥位検査
08分13秒

評価<頸椎編>とマネジメント
マネジメントの組み立て/おわりに
09分59秒