・運動連鎖
・胸郭
ME158 胸郭運動システムの再建法~運動器として捉えた胸郭の機能評価と治療展開~
胸郭には、体幹の安定に関与する筋が多く付着しており、肋骨の偏位によってそれらの筋が機能低下すると、体幹は不安定になり、身体運動の調和が乱れます。 つまり、体幹機能を再建する上で、胸郭の機能評価は非常に重要であり、呼吸器を運動器として捉えた理学療法の展開は、体幹機能の再建築に良好に作用するものと考えられます。
ここでは、胸郭運動の特徴や運動器官としての胸郭の捉え方、そして胸郭と身体運動の関連性について解説します。さらに、胸郭の運動機能の再建方法について、その評価の視点と介入方法を実技でご紹介します。
胸郭形状や肋骨運動の変化は小さく、見逃しやすいものですが、その変化を的確に捉え、胸郭を操作することで、体幹機能に大きな変化が生じます。胸郭についての知識を深め、アプローチの方法を学びたいという方に是非ご覧いただきたい内容です。
■実技・解説:柿崎 藤泰(文京学院大学 保健医療技術学部理学療法学科 教授/医学博士/理学療法士)

イントロダクション/胸郭運動システムの概念/胸郭の機能分類
06分07秒

胸郭運動のバリエーション➀
18分36秒

胸郭運動のバリエーション➁
16分42秒

胸郭運動のバリエーション➂
13分27秒

はじめに/肋骨アライメント➀
11分36秒

肋骨アライメント➁
16分55秒

肋椎関節の剛性➀
15分29秒

肋椎関節の剛性➁
10分48秒

肋骨と椎骨の運動連鎖/骨盤と胸郭の運動連鎖/胸郭形状と腰方形筋との関係
14分59秒

下位胸郭の内方化
14分51秒

胸郭のニュートラル化➀
06分46秒

胸郭のニュートラル化➁
17分32秒

胸郭のニュートラル化➂
10分44秒